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バフムート陥落という現実を前に立ちすくむG7(櫻井ジャーナル

 

バフムート陥落という現実を前に立ちすくむG7(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/588.html

投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 5 月 21 日 06:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

 

バフムート陥落という現実を前に立ちすくむG7

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202305210000/

2023.05.21 櫻井ジャーナル

 ワグナー・グループを率いるエフゲニー・プリゴジンは5月20日、バフムート(アルチョモフスク)の「解放」を宣言、25日から部隊を撤退させると発表した。その際、セルゲイ・スロビキン上級大将とミハイル・ミジンチェフ上級大将に謝意を表している。

 

 スロビキンは昨年10月、ドンバス、ヘルソン、ザポリージャの統合司令官に任命された軍人。第2次チェチェン戦争を経験した後にシリアで司令官を務め、アル・カイダ系の武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国などとも表記)などを敗走させた。

 

 バフムートの前、ワグナー・グループは岩塩の採掘場を利用した全長200キロメートルという「地下要塞」が建設されていたソレダルを制圧している。その直後、ワレリー・ゲラシモフ参謀総長が軍事作戦の統合司令官に就任し、スロビキンは副官になるのだが、指揮の実態に変化はない。その頃、ウクライナでの戦闘はロシア軍対NATO軍という様相を強めていた。

 

 ミジンチェフも有能な指揮官としてしられ、マリウポリを解放した作戦を指揮していた。ここは戦略的に重要で、2014年2月にクーデターでキエフを制圧したネオ・ナチ体制はマリウポリに戦車部隊を突入させ、制圧している。

 

 マリウポリを占領、拠点化していたのはネオ・ナチを主力とするアゾフ特殊作戦分遣隊(アゾフ大隊やアゾフ連隊とも言われる)。内務省に所属する親衛隊の中核で、ロシア軍が攻撃を始めると住民は人質として使い始める。

 

 ジョー・バイデン政権はウクライナでロシア軍が「ジェノサイド」を行っていると主張、それを西側の有力メディアは宣伝しているが、解放されたマリウポリ市民は異口同音に親衛隊の残虐行為を告発していた。

 

その様子を撮影した映像がインターネット上に流れている。アメリカの情報機関に従属しているハイテク企業はそうした映像を削除したが、削除しきれていない。世界に人が実態を知ることができたということだ。それを知らないとするなら、情報を西側の支配者に依存していることを意味している。(例えばココやココ)

 

 親衛隊などが住民を人質にして立てこもっていたのアゾフスタル製鉄所からも住民が脱出、そのひとりであるナタリア・ウスマノバの証言をシュピーゲル誌は3分間の映像付きで5月2日に伝えたが、すぐに削除してしまう。彼女は親衛隊の残虐な行為を告発、ロシアへ避難し、戻る場所はドネツクしかないとし、ウクライナを拒否する発言が含まれていたからだ。

 

 シュピーゲルが流したウスマノバの証言映像は西側メディアにとって都合の悪いものだった。シュピーゲル誌はこの映像をロイターから入手したとしているが、その前にロイター自身も彼女の証言映像を流していた。それは約1分間の映像で、彼女がロシア軍を批判しているような印象を受けるように編集されていた。

 

 西側の有力メディアはアメリカ/NATOのプロパガンダ機関として機能しているが、その仕事を妨害してきたのが事実を伝えるジャーナリストだ。ドンバスにもドイツ人ジャーナリストのアリナ・リップ、フランス人ジャーナリストのアン-ローレ・ボンネル、カナダ人ジャーナリストのエバ・バートレット、フランスの有力メディアTF1やRFIのスタッフ、またロシアやイタリア人の記者もいた。ゴンサロ・リラもそうしたジャーナリストに含まれる。アメリカ/NATOはドンバスの現実を伝えるジャーナリストに対する弾圧を強め、ドイツ人ジャーナリストのパトリック・バーブは職を失い、アリナ・リップは銀行口座を接収された。

 

 マリウポリをネオ・ナチの手から解放したミジンチェフに対する西側支配層の憎しみは強いようで、罵詈雑言を浴びせてきた。それほど優秀なロシア軍の将軍がワグナー・グループに入っている。この軍人が本当の指揮官ではないかと考える人もいる。

 

 ワグナー・グループは傭兵会社で、囚人を兵士に使っているというような話も西側では流されているが、ロシア軍の内情に詳しい人物によると、GRU(参謀本部情報総局)やFSB(連邦安全保障局)の指揮下にあるという。

 プリゴジンは5月5日、弾薬の不足と多数の死傷者を主張して部隊を撤退させると宣言しているが、ミジンチェフが本当の指揮官だとする推測やGRUやFSBの指揮下にあるという情報が正しいなら、プリゴジンの発言は茶番、あるいは心理作戦だったのだろう。

 ウォロディミル・ゼレンスキー政権がウクライナ軍の兵士に死守を命じたバフムートは陥落した。「玉砕」を強いられ兵士は数カ月の戦闘で約6万人が死傷、ロシア軍側はその1割以下だと言われている。

 プリゴジン発言の2日前、クレムリンが2機のドローン(無人機)で攻撃された。施設は損害を受けず、死傷者もいなかった。ECM(電子対抗手段)が使われた可能性がある。

 

 ロシアのトリー・ペスコフ大統領報道官は5月4日、攻撃目標を決めたのはアメリカ政府であり、ウクライナ政府は命令を実行しただけだと語っているが、その可能性は高い。

 クレムリンに対する攻撃があった5月3日にゼレンスキー大統領はフィンランドを訪問してスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランドの首相と会談、4にはオランダにあるICC(国際刑事裁判所)を訪れているが、13日にはイタリアを訪問、さらにローマ教皇フランシスコと会い、14日にはドイツとフランス、15日にはイギリスを訪れた。

 5月19日にゼレンスキーはサウジアラビアがイランやシリアとの関係修復を示すアラブ連盟の首脳会談に乗り込んだものの、相手にされない。ロシアや中国との戦争を意識しているであろうG7首脳会談が19日から広島で始まったが、ここでは歓迎された。アメリカやイギリスの帝国主義者にとってウクライナはロシアを疲弊させ、あわよくば解体させるための生贄だ。

 

 ソ連が消滅した後、ネオコンはアメリカが唯一の超大国になったと信じ、中国やロシアは簡単に潰せると思った。CFR(外交問題評議会)が発行している定期刊行物、フォーリン・アフェアーズ誌の2006年3/4月号に掲載された論文はそうした心情を表していると言えるだろう。キアー・リーバーとダリル・プレスはその論文の中で、アメリカが近いうちにロシアと中国の長距離核兵器を先制第1撃で破壊する能力を持てるとしている。その幻想の中で生きてきた人々は現実の前に立ちすくんでいる。

 

 

 マリウポリとバフムトの 2大 地下軍事基地を失った ウクライナは

 今後は 地上戦だけで戦うことになって 空からの攻撃に 逃げ場を失った

 

13. ねこにゃん1[405] gsuCsYLJguGC8YJQ 2023年5月21日 07:30:50 : SpNfY9a0Sk :TOR Yng5Wm5ub2lrMUk=[40]  報告

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(ΦωΦ) はえ〜。戦局については一切関心がないけど

(ΦωΦ) 開戦直後から繰り返し流されてきた「ウクライナ優勢」「西側が支援」「ロシアはいずれ負ける」っていう報道の嵐はなんだったの?

(ΦωΦ) 本当にウクライナは勝つの?いつ勝つの?

14. 2023年5月21日 07:51:21 : xJbz8F86rg : aVNZN0sucHlsVXM=[451]  報告

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自然塩か人工塩、日本の塩田は人工塩。いわゆる日本人は知恵をふりしぼり、資源を生み出さなけば生計が立たない。それだけ他国より労を要さなければならない。現在は、労をねぎらわない資産家が多すぎる。だから、日本は発展できずに、発展途上国以下に成り下がった。

15. 2023年5月21日 08:34:18 : dxkTl1vUxc : NXlNOUwyaUpSenc=[756]  報告

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 バフムート陥落がわかっていたから日本に逃げてきたのが実態ではないのか。仲間がそろっているところに、子供が庇護を求めて走ってきた感だよね!!

 

 ロシアがんばれ、帝国主義の世界をつぶすにはロシア・中国は世界の救世主たる存在なんだと、後進国・途上国は認識する時が来たのだ。 でないと、一生末代まで、体のいい奴隷で終わるぞ。 

 ロシアがんばれ。世界の貧困者が平等に食べられる世界を作って欲しい。中国も同様に!

 原爆落とされ、東京焼き尽くされ、地方に爆撃食らわせたアメリカに何故加担する。遠い何の関係もないウクライナに加担し、人権、民主主義とわめく前に、日本国の人々の人権たる生活を守れ。自民党は独裁政治。他国に引けを取らない独裁政治じゃないか。怒り!!

 原爆投下の映像に十字を切ったプーチン大統領と、ガムを噛みながら拍手をした映像を見た時、アメリカ人種(西側帝国主義)に吐き気がした。

16. 2023年5月21日 08:37:27 : dxkTl1vUxc : NXlNOUwyaUpSenc=[757]  報告

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15です。文字が落ちていました。

      ガムを噛みながら拍手したアメリカオバマ大統領の映像を見た時。